岩本裕司ワンポイントアドバイス 2010/10/4

今シーズンのホームゲーム初戦と第2戦を好調のジェーンズビルを迎えての試合を行いました。
この2試合で明暗を分けたのが、ペナルティとパワープレーの成功率でした。

初戦はメタルジャケットが5点中、4点をパワープレーで得点し勝利を収め、第2戦は逆に一度もパワープレーを決められなかった、メタルジャケットに対し、3回成功させたジェーンズビルの勝利となりました。

現在までのメタルジャケットのパワープレー成功率が15%強とあまり良い結果ではありません。

メタルジャケットのパワープレーユニットはテクニックのある選手が多く、パスを回して奇麗に決めようとする心理が働くのか、シュートよりパスを選択する選手が多いのが現状です。

結局、パスミスやパスカットで自滅するパターンが多くなっています。

これまでの経験上、パワープレーにはチームのトップ選手を集めて得点を取りに行くケースが多いのですが、パワープレー成功のキーポイントは5人の選手が役割を認識しているかがカギになります。
メーキングする選手、ゴール前で頑張る選手、シュートを多く打つ選手、サポート・リバウンドを狙う選手と明確になっていると得点する機会が多かったように思います。
今のメタルジャケットのようにテクニシャンがそろってしまうと逆に難しいパスをしたがり、成功率が低くなる傾向にあると思います。大学リーグやアジアリーグを見る時にこの辺を注意しながら見てみると、パワープレーが機能しているかどうか解ってくると思います。
次は1週間おいてのアウェーゲームとなります。

新規参入のチームとの対戦なので、確実に2勝して帰ってきたいと思います。また、パワープレーの成功率も20%台に持って行きたいと思っていますので、応援をお願いします。

11日のスクールには私も久々に行く予定をしています。皆さんとお会いできるのを楽しみにしていますので、たくさんの皆さんの参加をお待ちしています。